【アニメ感想】ヤマトナデシコ七変化【★★☆☆☆】

  さてさてこんにちは!



  今日の感想は「ヤマトナデシコ七変化」について……。
  タイトルでご覧になったとおり、私の評価は二つ星です。
  今回の作品は「未完成だから三つ星」の薄桜鬼とは違って完成作です。
  全部で二十五話のこのアニメ。一話一話を四コマ漫画を読んでいるような気分で見る人にとっては面白いかもしれないけど、ちゃんと筋の通ったお話探しの人には勧められませんね。
  ギャグ漫画を読んだりアニメを見る時、あなたは何を求めていますか?
  「笑えるシチュエーション。面白いリアクションを持つキャラ」と言う方は楽しめると思えます。
  でも私はやっぱりミミズには頭と体だけでなくしっぽもほしいです(なんだその例えと思った人はごめんなさい)。
  ここまで言ってからですみませんが、簡単にお話の説明を……。

  主人公は中原スナコ。
  ホラー大好きで、人体模型を友達扱いしているこわーい女の子。
  叔母さんの中原美音に引き取られることになります。その叔母さんのお屋敷には色々訳ありで下宿させてもらっている四人の美男子がいます。美音はその四人に「もしも自分が新しい恋を探す旅から帰るまでに姪のスナコを完璧なレディに教育できれば下宿料はタダにするが、帰ってきてまだスナコがレディになっていない場合は料金を三倍にする」という条件をつけます。
  スナコちゃんにまだ会ったことのないヒーロー四人は無料下宿を目的に条件をのみます。
  それから本当にどうやって怖いスナコちゃんを本物のレディに育て上げようかと迷うヒーロー達。

  なんだかんだ言いながらも楽しんでいた五人ですが、いつの間にか誘拐事件とかの連発になってしまい、レディへの道とはそれていきます。
  色々と無駄にデフォルメが入っていることも気にかかりました。主人公が自分のことが嫌いだからデフォルメで小さくしてあるんだなーって思っている内に何故か他のキャラもデフォルメがだんだん多くなっていました。私にはしばらくして手抜きにしか見えなくなってしまいした。本当に。
  そこでしっぽの話。
  スナコは結局全然変わらないまま終わりを迎えてしまいます。
  綺麗なドレスをきて、自分をレディにしてくださいと頼めるほどの変化はしましたが、そのまま人前に出ることは拒否するまま。
  そのあとの美音おばさんの反応が「あなたはもう立派なレディよ」で終わってしまいました。
  なんか、終わりがあるようなないような作品でした。
  だから二つ星。

  では、また!

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