こんにちは~。
お久しぶりです。
今回の感想は制作サークル「花を吐く抄女」の作品、「やんでれさんのすゝめ」です。
やんでれを題材にしたコメディーです。
あらすじ(公式サイトから引用)
今日日物の怪も不景気な時代。
つらつらとする仕業だけでは如何せんともし難く なれば一代奮起とばかり、転職したのが『やんでれさん』(仮称)。
時代の波に合わせて、新ジャンルも行なわないといけないと思い。それには、もちろん先駆者が必要と。
よるに、物の怪さんのリサーチの結果―――やんでれ、と言うものが怖いらしいぞ!とふふん、と得意気に胸を張る化物さん。
思惑に巻き込まれた女生徒『武者小路 縁』と共に、所で『やんでれ』って何でしょう、なぞ四苦八苦。
そんな齟齬と多分うら悲しい時代の大波に飲まれたり飲まれなかったりの、お話で御座います。
とどのつまり、これはやんでれでは無い、かもしれませんのもご愛敬。
感想
さて、あらすじを読んで頂いたところで……。
まず良い所から言うと、話がちゃんと通っていて分かりやすく、短編でも後味が良いというところです。
キャラクターも良く出来ていますし、何とも世界観の解説が無くとも疑問を呼ばないんです。
でも偶々、少し理解に困る長い文章と、無駄に長いとも言える「例え」の『いもーと』のくだりが気に掛かります。
文章の場合、個人的に好きなんですが、流石に一ページ丸々ツラーッと出てくるのは疲れます。くだりについては、面白いのは確かなんですが、ちょっと本編から話しが逸れてしまい、違和感を感じた所がちょっとマイナスポイントでした。
オチは良かったと思います。良い方向に期待を裏切ってくれました。
それと、声優さん達の活躍の事を少し……。もう一押しって所でした。
私としては、「ここ上手いなー」って思うところと、「イマイチ」と思うところにパックリ分かれてしまい、結果的にはもう少し力を入れて欲しかったです。
一枚絵などは無く、あくまでシンプルに仕上げられている分読み心地が良いです。 ただ画面サイズがちょっと大きすぎるかと……。
兎に角、ノベル感想としてマイナスポイントになってしまった分も別の意味で楽しみ、お話を楽しめる、そんな作品でした。
ノベルのダウンロードはサークル名からどうぞ。
では、また!
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