chäos;HEAD【★★★☆☆】

 ハロー!
 今日の感想はまだ比較的に新しい(2008年制作)のカオスヘッドです。
 簡単なあらすじを言うとこうなります……。
 『その目、だれの目?』
 西条拓巳、高校生。三次元世界に興味を持たないいわゆるオタク。誰にも見られたくない、いや、見られる訳がない空気のような存在が自分。そう思い、学校にも最低日数しか登校しないつもりの主人公。そんな彼にある日チャットで良く話しているグリムがいきなり三次元の話をしてくる。
 『ニュージェネ、知ってるよな?』
 現実で起こっている連続殺人事件『ニュージェネレーションの狂気』略して『ニュージェネ』の事だ。
 その事件について色々読んでいるところに『将軍』が画像リンクを送ってくる。次に起こる事件の写真だ。拓巳は興奮しながらも関わらない事を決めたが、次の日ランハウスに行った帰り、その写真と全く同じものを見てしまう。そこに居たのはピンクの髪の少女。拓巳と同じ制服を着ている。その次の日から不自然な事ばかりなのに気が付く。何時の間にかその殺人犯は彼のクラスメイト、そして友達だという事になっているだけでは無く、待中で見かける同じ学校の女子は大きな剣を担いでいる。
 それにあの写真を送ってきた将軍は誰なのか? 何故自分なのか? 何でいつも見られている様な気がするのか?
 『将軍と西条巧巳は一新胴体。貴方なのです』

 このアニメにははっきり言って色々な意味で驚かされました。
 まずはそう、アニメーション。MADの作品らしく奇麗なだけでは無く、カメラ目線が独特だと思います。その撮影もちゃんと作品を運ぶ『その目、だれの目?』と言う台詞にあっているからだと思います。
 それと現実と妄想の切り替え。何が現実で何が妄想なのかがはっきりと分からない。最初の方は本当に何となくサスペンスで、凄く話の運び方が上手いと思いました。
 でもその後の驚きはちょっと「ありえない」展開が続きました。結果的にはこうなるのが当たり前なのかもしれませんが、サスペンスからいきなり熱血物になってくれても私は何となくついて行けません。と言うよりそういった展開は苦手です。もうちょっと心理的な物を最初の方で求めた私が悪かったのでしょうか? あまり上手く言えませんが、丸く収まったけど納得のあまり行かないエンドです。

ではまた!
夢野セカイ

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