cubic3【★★★★★】

  おはよう御座います、こんにちは、こんばんは!

  今回の感想はGLOBULE さんの『cubic3』です。



あらすじ
  話に存在するのは、「僕」と「君」、そして「そいつ」。
  記憶をなくした「僕」に、「君」が話をしてくれる。闇の中で。
  今が何時なのか、何処に「僕たち」が居るのか。そして、「そいつ」が誰なのか。
  『あの時の事を、君にだけは、話しておきたかった。』

感想
  三十分位でコンプリート出来る短編ストーリーです。
  ナレーションは読む人によりはっきりと好き嫌いが出るタイプだと思います。
  全体的に一人称で書かれていて、必ず話には『僕』、『君』、『そいつ』の三人の登場人物が居ますが、選択肢の選び方によりその登場人物の正体が変わり、時と場所も違ってきます。
  全ての「僕」の視点を読み終えた時、全ての小さな記憶が繋がり、一つのストーリーになります。いわゆるパズル形式ゲームです。
  シンプルなレイアウトで見やすく、読みやすく、効果音も上手く使われています。
  話を一つ読む度にエンディングリストの図解に話が当てはめられ、ストーリー全体のどの部分を読んだか、繋がりが確認できます。私がやってみた所、話の繋がりはやっぱり自分で読んでいきながら『僕』が誰だったのかをメモっておいて、自分でパズルを組み立て、それから図解を見る方が何倍も楽しめると思います。良く注意して読んでいけばすぐに繋がります。
  そして、全部読み終え、繋いだ後に残る疑問の答え探しに図解を見ると……なんと落書きにメモがあるんです! そのメモを読んで、どのキャラクターが当時どういう気持ちを抱いていたのかが分かると、好感が持てますよね。
  悪い点は、今回は特に見つかりませんでした。
ただ、好きか嫌いか、そのどちらかにパックリと別れるのは確かだと思います。

  ゲームのダウンロード方はダイレクトとTorrentがあります。リンクをどうぞ:
CUBIC3 ダウンロード
  作者さんの公式サイトは上のサイト名から飛べますので、そちらからどうぞ。


  GLOBULEさんの公式サイトで他の作品もフリー公開しているようですので、読んでみたいと思います。
  そしたら、また感想書きますね。

では、また。

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